滋賀 堅田 雄琴温泉ひとり旅
やっと自分の中で記憶がまとまったので、今更ながら去年(2019年)2月頃に行った滋賀の一人旅について書こうと思います。
というのも、その時期ハイカイちゃんニートでして、直近の仕事のストレスで500円玉くらいのハゲまで出来ていたので、そもそも静養を兼ねて滋賀に旅に行きました。
もう、ひたすらとりあえずのんびりしよう…。と思って温泉宿を旅先のメインに選んで滋賀を行先にしたのだったと思います。
あとは、名古屋駅から電車でのんびり行っても近いというのも確か選んだ理由でした。
おごと温泉への行き方
名古屋駅からおごと温泉へのアクセスは方法は鈍行と新幹線の2つがあります。
また、後述しますが、大阪や京都から滋賀ってじつはかなり近いので、それらからのアクセスの仕方も記載しておきますね。
【新幹線】名古屋駅(東海道・山陽新幹線 のぞみ)→京都駅(東海道・山陽本線 各停 近江舞子行)→おごと温泉駅 1時間6分 6,310円
【普通電車】名古屋駅(JR東海道本線 米原行)→米原駅(JR東海道山陽本線 姫路行)→ 山科駅(JR湖西線 堅田行)→おごと温泉駅 2時間42分 2,640円
<JR京都駅から>
JR湖西線おごと温泉駅まで20分
<大阪駅から>
大阪駅→京都駅(又は山科駅)→おごと温泉駅 54分~1時間9分 1,170円(※特急を使わない場合)
ハイカイちゃんの場合は急ぐ旅でもなく、以前に京都まで鈍行でいった事があったので、交通費の節約も兼ねて新幹線や特急は使いませんでした。
密に旅程を汲んでいる場合は時間が惜しいと思うので、新幹線などを利用すると良いと思います(‘ω’)
おごと温泉駅 六角足湯
ちなみに、おごと温泉駅を出るとすぐのところに六角足湯という無料の屋根付き足湯があります。
そもそも、おごと温泉は比叡山延暦寺の開祖伝教大師の最澄が見つけた霊泉が元であるとされおり、
この六角足湯はその比叡山にある六角地蔵堂という石地蔵を祀るお堂をモチーフとしているのです。
という解説は、足湯の看板にも書かれています(笑)
宿までの送迎を待つ時間や次の電車までの休憩所として良いスポットです。
足を拭いても良いタオルを持参推奨です。(ハイカイちゃんは持っていなかったのでティッシュで拭きました)
滋賀の温泉宿 木もれび・湯元舘
正直メンタルが限界だったので、滋賀旅は宿しか決めていなかったと思います(笑
それで、色々吟味した結果、木もれびというお宿に決めました。
木もれびがあるのは、滋賀の温泉として有名なおごと温泉街です。
その為、他にも温泉に入れる宿があり、今回は姉妹館の湯元舘の温泉も堪能してきました。
木もれびは姉妹館である湯元舘の温泉にも何度でも入れ、色々な種類の温泉が楽しめます。
基本的には湯元舘の方の温泉が種類が豊富です。
では、なぜ木もれびの方にしたかといえば、宿泊費がリーズナブルだからです(*’ω’*)
木もれびに宿泊することで、湯元舘の温泉に600円で入れるのはお得です!
日帰りで湯元舘の温泉を利用する場合は2,000円かかります。
木もれびと湯元舘は連絡通路でつながっており、移動も簡単です。
木もれびの温泉は男女入れ替え制の2種のみですが、湯元舘の方は男女入れ替え制で7種類の温泉が利用できます!!
ハイカイちゃん的にその中でもおすすめなのは、露天風呂の「湯幻逍遥」、琵琶湖が望める「湖望の湯」(特に夕方の露天が最高)、健康的に温泉を楽しめる「回遊大浴場」の3つです。
是非、
15時頃に宿に着いて、即温泉に行き夕食後も改めて入りに行きましたが、それでもギリギリ巡りきれたかな?ぐらいのボリュームと各お風呂の居心地の良さ…。
夕食と宿は木もれびの方でハイカイちゃんは取りましたが、そちらも満足でした(˘ω˘)
得々プランの夕食を今回は利用しましたが、釜めしとお鍋が美味しくボリュームも丁度お腹いっぱい
でほど良かったです。
現時点では断トツで温泉宿としておすすめできます。
琵琶湖・堅田を一人旅する
翌日は少し元気を取り戻していたので、早朝から最上階にある展望風呂に入り朝食後チェックアウトしてから、少し観光に行くことにしました。
とはいえ、滋賀旅はのんびりする事が目的だったので、おごと温泉からアクセスしやすい辺りで…とざっくり決めたのが堅田です。
堅田は比叡山の膝元で、水運や漁業、湖上関で栄えた湖族ともいわれる人々が築いた琵琶湖畔のかつての都市です。
ハイカイちゃんも訪れてから知ったのですが、比叡山との関係もあるため歴史的な神社が多く点在し、琵琶湖がすぐそこという事もあり景色が良いので、松尾芭蕉や三島由紀夫、岡本一平(岡本太郎の父)など文人が訪れては碑が残っている非常に興味深い地域でした。
また、一休さんが13年修養し道号を与えられた寺(見出し直下の写真)があるのも堅田です。
正直、全然そんな事知りませんでした。←
なんとなく、琵琶湖付近ちょっとブラつくかな~。お、浮御堂なんて風流な名前のお堂があるじゃないのー(‘ω’)この辺行ってみよ~。くらいの軽いノリでした。すみません、ハイ…。
で、浮御堂の他にも本当は居初氏庭園・天然図画亭という庭園にも行ってみたかったのですが、事前予約制との事でノープラン突撃だった今回は見学できずでした…。そういうトコだぞ……。
浮御堂、近江八景「堅田の落雁」に行く
庭園はダメでしたが、浮御堂はバッチリ行ってきましたよ~。
そもそも浮御堂とは何ぞや?というと、比叡山横川恵心院の僧が湖上安全を祈願して建立した寺です。
別名、満月寺とも言われます。
広い湖の中にポツリ立っている不思議な景観で、あたりはもちろん湖だけなので心が落ち着きます。
境内のお堂の中には、重要文化財である聖観音座像があり千体の阿弥陀様が祀られており、狭いながらも圧巻です。
浮御堂は特に景観が良いという事で、昔の蒔絵や絵巻に良く使われる「近江八景の堅田の落雁」という題材に登場していたりもします。
広大な琵琶湖がひらけて望め、どこか港町のような雰囲気のある堅田は文人たちの琴線に確かに触れるものがあるのだろうと、ハイカイちゃんも思いました。
けして、物凄く感動する!迫力がある!綺麗!という胸が熱くなるような景色・景観ではないのですが、浮御堂含む堅田地域全体から「わびさび」が感じられます。
心を落ち着けたい一人旅におすすめな目的地といえるでしょう。
滋賀から京都・大阪は近い!ハシゴで一人旅可能
まったり堅田を散策して温泉を楽しむだけじゃ、つまんない!
そんな方に朗報です←
ハイカイちゃん関西方面の土地勘というか、各県の距離感をよくわかっていなかったのですが…。
滋賀から京都・大阪は電車で1日のうちにハシゴ全然できちゃいます。
めちゃそれが分かりやすい下の路線図をぜひ、参考にしてください。
ハイカイちゃんも結局、お昼すぎ頃から滋賀をあとにして京都と大阪行きました~。
京都・大阪の行き来は電車で約30分ほどで可能です。さらにハシゴするなら、兵庫の方までも行こうと思えば行けるでしょう。
大阪はちょっと買い物に行っただけなのですが、京都は駅の近くにある東本願寺の「渉成園」を拝観し、帰り際に駅でご飯を食べても、名古屋まで日付を越えずに帰れました(*’ω’*)
京都の庭園 東本願寺 渉成園
渉成園はJR京都駅より徒歩10分という近さで、且つ、庭園としてもなかなか見ごたえのある観光スポットです。
寄付金500円を納めると、けっこう立派なビジュアルガイドブックがもらえます。
この庭園から東本願寺までも、それほど距離はないので周辺のお店を巡りがてら散策するのも良いでしょう。
その際に公式の周辺ガイドマップが役立つと思うのでリンクを貼っておきます(‘ω’)
ハイカイちゃんは今回ハシゴ旅だったので、庭園をゆっくり散策して終わりでしたが、お昼ごろには事前予約しておくことで、「お斎」という浄土真宗の精進料理の一種を食べることもできるようです。
滋賀おごと温泉で癒され、堅田でわびさびを感じることで気力が回復した&思ったより近かったので京都・大阪まで一人旅できた今回…。
2泊3日くらいで、どこまでハシゴできるか旅程を汲んでみるのも面白いかもしれませんね!
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