神戸ひとり旅!おすすめ&穴場の目的地
ハイカイちゃん、ここ数年ずっと金田一にハマってるんですよね。
メインは金田一「少年」の事件簿の方なんですけど、横溝正史原作の金田一耕助の方にも手を出してまして、先日ドラマで「悪魔が来たりて笛を吹く」を見たんです。
そのドラマで須磨が舞台になっている場面があり、ロケに使われた旅館は実際に現在もあるらしく…。
加えて、神戸文学館では金田一耕輔展とやらが開催されている!
ということで、神戸ってもっと他がおすすめスポットなのでは!?とツッコまれる事まちがいなしの場所を目的地にハイカイちゃん一人旅ってきました。
今回の神戸旅では三宮を基点に灘、六甲方面や須磨に行ってきました。
三宮・元町で雑貨屋めぐり!のはずが…
高速バスで今回は三宮バスターミナルに到着したので、まずはセオリー通り元町方面で雑貨店でも見よ~。と思い元町の方面にトコトコ歩いていきました。
三宮から元町はそんなに遠くないので徒歩約10分程度です。
歩いていく通りにもまばらに雑貨屋さんがあるので、ふらふら行くと良いと思います。
元町は2~3度訪れたことがあったので、敢えて下調べをせずにスマホのマップを頼りに目ぼしいお店を辿っていきました。
しかし、今思えばそれが間違いでした…。
今回ハイカイちゃんには珍しく日曜日に目的地に着く予定で旅に臨みました。
そこで中心地は混んでそうだなー。と思ったので、元町に入りきらない辺りで雑貨屋を探したんです。
で、たまたま目星をつけたお店が閉店?移転?してしまっていたので、そのお店を探すうちに方向感覚を失いました…。
今思えば、元町商店街マップなるものもネット上にあったので、それを参考に雑貨屋の目星を付ければよかった!
幸い迷子になった周辺にもお店があったので、それなりに買い物は出来ました。
元町商店街は公式マップを見ると、わりと範囲が広いのでハイカイちゃんのように迷子で時間を浪費したくない方は、チェックしておくことをオススメします。
北野異人館はバスで行った方が良い!!理由は?
*上の画像はシティー・ループバス公式サイトより引用
目当ての雑貨店を探すのを諦めたハイカイちゃん、実は迷子ってる時間ホントはありませんでした。
というのも、神戸に着いたのが15時頃だったのですが、宿で夕食をとるためタイムリミットは18時まで!
宿を取ったのが三宮周辺であればまだ良かったのですが、なんと六甲アイランドという絶妙な場所に取ってしまったんですね~~~。
セオリー通り(2回目)、異人館も出来れば行っておきたい!と思ったハイカイちゃんは元町から北野異人館を目指しました。
元町から異人館までは徒歩でおよそ15分とマップはハイカイちゃんに教えてくれたので、現在地からそのまま徒歩で急いで向かいました。
15分なら余裕だわー。と思っていたので、SNSで友人にオススメされた神戸六甲牧場のソフトクリームも寄り道で味わっていきました。
ところが、まさにハイカイちゃんが寄った六甲牧場の店舗名が北野坂を冠しており、元町から異人館までの道のりは坂が多く急斜面な道も少なくありません。
そう、つまり、距離的には徒歩15分ほどなのでしょうが、とても移動に疲れる!!!
脚が久々に重くなりました…。
ホント、どうせならデザインも可愛いらしいシティループバスがあるんだから、一度駅に戻ればよかった…。
シティループバスは、北野異人館だけでなく三宮や中華街はもちろん、メリケンパークやハーバーランドにもバス停があるので自家用車がなくても神戸の観光が気軽に出来るのでオススメです。
シティー・ループ公式サイトはコチラ→
途中、坂に苦しめられつつ日本では珍しいムスリムの寺院に立ち寄ったりしながら、何とか16時くらいに異人館に着いたハイカイちゃん…
正直、その時点ですでにホテルで休みたい気持ちでいっぱいでありました。
しかし、ハイカイちゃんが神戸に行った12月、異人館はクリスマス仕様になっており、各館にはクリスマスリースが特別展示されており、なかなか楽しかったです!
特に外のサンタによる館への不法侵入モニュメント(違)がいい感じ。館がラッピングされている風なのも可愛らしかったです。
各館内もクリスマスリースが展示されていたり、サンタを探すイベントも開催されており、季節感を感じながら有意義に過ごせました。
季節に関係なく、シャーロックホームズの世界観も楽しめるのでミステリー好きにも異人館はオススメの目的地といえます。
冬は異人館の営業時間が17時までとなっており、夏でも18時には営業終了なので、午前中の日程にした方がオススメです。
ハイカイちゃんは16時着だったので、1時間しか猶予が無く英国館・洋館長屋(仏蘭西館)・ベンの家の3館しか回ることが出来ませんでした…(ノω・、) ウゥ
北野異人館は結構範囲が広いので、もし旅の予定に組んですべての館や施設を回るなら一日がかりにした方がのんびり過ごせることでしょう。
ハイカイちゃんは泣く泣く18時にホテルに間に合うよう足早に異人館をあとにしました…。
神戸文学館は入場無料!純文学好きは行くべき
2日目、いよいよ今回の神戸一人旅のメインである神戸文学館に行きました。
神戸文学館は灘方面にあり、JR灘駅と阪急電鉄の王子公園駅から近いです。
近辺には動物園や美術館もあるので文学館方面で予定を固めるのも良いでしょう。
ハイカイちゃんは文学館の後は須磨に一度移動し、三宮まで戻って帰路に着く予定だったので文学館のみ行きました。
神戸一人旅は本当に移動距離をもう少し考えた方が良かったと思います…。
灘と須磨は逆方面だったのでこれまたかなり時間がかかりましたトホホ。
それはさておき、神戸文学館はその建物自体も魅力的です。
元は関西学院のチャペルとして明治37年に建てられた、神戸市内で最古のレンガ造りの教会建築物となっています。
神戸文学館では横溝正史のように神戸にゆかりのある小説家達の作品の一部や原稿、愛用品などが展示されており、土曜日には文学サロンやコンサートなども開催されているとの事。
今回は金田一耕輔展でしたが、企画展もその都度変わるようでかなり見所が多い施設といえるでしょう。
展示もさる事ながら、文学館内にある自由に持っていける資料や読書スペースなども充実しているのですが、なんと入場無料となっています!
純文学好きには堪らない施設となっており、ハイカイちゃんは2時間ほどは文学館に滞在しておりました。
平日ということもあってか見学者は2~3人ほどでかなりゆっくりと展示を見学することが出来大満足であります。
加えて、一部ずつもらった金田一耕輔と神戸の関係に関する資料がとても面白い内容で、今も大事にファイリングしてあります。
また、企画展のチラシも可愛らしいデザインだったのでそっちも保管しています。
横溝正史の他にも、谷崎潤一郎や小泉八雲、遠藤周作に島尾敏雄などの作品の一部を展示として読むことが出来るので、昔の純文学が好きな方は神戸文学館に行って損はないと思います。
神戸文学館公式サイトはコチラ→
須磨へ…須磨寺はリベンジ
文学館を堪能した後は、三宮に戻りJR線で須磨に移動しました。
須磨での目的は須磨寺の拝観と「悪魔が来たりて笛をふく」に登場する「三春園」のモチーフになった、旅館の「寿楼」に行くことでした。
ところが、ハイカイちゃん文学館でのんびりしすぎた為に、1日目と同様に時間がかなりきわどくなっており、須磨寺方面に行けませんでした…どうしてこうなった…(ノω・、) ウゥ
というのも、旅行を決めた最初に決めた目的地が「月の湯舟」という日帰り温泉だったのですが、思ったより須磨駅から遠くバスの本数が少なかったため時間を見て、須磨寺への道の途中で引き返したのです。
まあ、もっと要約すると…ハイカイちゃん須磨寺までの道でまたも迷子りました。ハイ。
東西南北分かりません。左右上下の感覚だけで生きています。
須磨駅に着いた時はそれなりに時間の余裕もあったので、冬の水辺が好きなので海と砂浜を嬉々として撮っていました。
その後、須磨寺方面に歩き出したのですが、駅から徒歩約12分との事なのに一向にたどり着けず30分以上歩いていました。駅まで戻るのも一苦労…。
そして、須磨寺にも行けないどころか、迷子って遠くまで行ったせいで須磨駅から日帰り温泉までの無料バスにも乗れませんでしたオワタ\(^o^)/
しかし、どうしても温泉だけは諦め切れなかったハイカイちゃんは、何とか「月の湯舟」付近まで電車とバスを使って行きました!
必死すぎてその時の経路をまったく覚えていませんが、とても大変だったのは覚えています。
「月の湯舟」のHPが月をコンセプトにかなり綺麗で見やすく作られていたので、どうしても実際の温泉に行ってみたかったのです。旅館のHPと変わらないくらいのクオリティだと思います。良かったら見てみてください。
月の湯舟公式サイトはコチラ→
実際行ったところ、基本的に日帰り温泉なので館内はスーパー銭湯とあまり大差ありませんでしたが、泉質はかなり良かったです!
バタバタしながらでしたが、最後にいいお湯に入れたので満足な旅になりました。
ただ、須磨寺と寿楼はリベンジしたいところですね…。
今回の神戸一人旅は、行きたい場所がすべて方々に散っていた為に移動が大変でしたが、到達できた目的地は何れも満足でいい旅だったといえます。
しかし、せっかく金田一耕輔を辿る旅だったのに、須磨寺方面をしっかり観光できなかったのは本当に無念です…。
須磨は再度リベンジして、またブログにするかもしれません(笑